やさと地区は、有機を始め安心安全のための農業に取り組み、多くの野菜が栽培されています。 |
600坪の中央葉荷所には、たくさんの青果物が集荷され、年間を通して生協等の消費者や市場に出荷されます。 |
JAやさとの加工食品は、味と安全性を追求して育てられた鶏肉、納豆小粒(大豆品種)を使用した納豆、など、いずれも素材・加工法にこだわった品々です。 |
やさと納豆の原料は「納豆小粒大豆」です。これは、茨城県が納豆に適した大豆として品種改良を重ねてきたもので、高タンパク・低脂肪の大豆です。力強い粘りがあり、適度な硬さにまろやかな風味がただよう繊細な大豆です。
やさと納豆のお問い合せは産直課まで
JAやさとの直営工場だからこそ、生産者の真心を直接消費者に届けることができるのです。地元の生産者が作った大豆を原料に、直営工場で作るので価格面でも有利です。地域の農業と自然を守りながら、高水準の製造技術と徹底した衛生・品質管理が出来るのも、JAやさとが直営工場を持っていることの大きなメリットです。
この納豆工場は産直課に併設されています。
自然の陽射しと風通しの良い開放鶏舎で、ケージ飼いの中でも出来るだけ自然に近い飼育が出来るよう、ケージの段数を1段~2段に抑えています。
飼料には分別生産流通管理済みの穀物を使用しています。
近年主流になりつつある大規模養鶏ではなく、自分の目で鶏1羽1羽を確認できる範囲で生産すること。生産者自らが一個一個納得出来るたまごを生産すること。これらが私たち生産者のこだわりです。
産直卵のこだわりに加え、更に自然に近い飼育方法で生産されたたまごが欲しいという消費者のニーズに応えるため、平飼いたまごの生産も行っています。敷き料には籾殻を使い、鶏達には穴を掘ったり寝転がったりとのびのび暮らせるような空間を与え、悪臭の無い放し飼いに近い鶏舎環境作りをおこなっています。
やさと地区は、筑波山の山々に囲まれ、温暖な気候と豊かな自然に恵まれています。その山々から流れる清らかな水を利用し、古くから米づくりが行われて来ました。一部の地域では、酒造会社から委託され、山田錦や渡舟などの酒米も生産しています。なかでも、コシヒカリは、八郷の気候に最も適しており、県内外から“おいしいお米”との評判が高い自慢のお米です。一口食べてみると、小粒ながらも、非常にやわらかく、冷めても粘りがありおいしく召し上がれます。お弁当や、おにぎりに最適です。
農家より出荷されたお米は、検査後すぐに低温倉庫で大切に保管され、精米の直前に運び出されるため品質の劣化がほとんどありません。当JAの精米センターでは地元のスーパーや、直売所、生協さんなどたくさんの人々に支えられています。
また、注文数に応じて精米、袋詰めを行うなどのきめ細やかな対応も可能となりました。
産地で精米することで、八郷のお米を消費者の皆さんに直接お届けできるようになりました。
かぼちゃ生産者
桜井 与重さん
新鮮なかぼちゃをお届けします。
きゃべつ生産者
宮崎 大輔さん
甘みがありそのまま食べてもおいしいですよ。
やさとで栽培されているブルームきゅうりは1年を通して栽培されています。7月~9月は露地栽培、10月~6月までは施設を利用した作型で栽培をしています。特徴として気温の上昇とともに表皮全体に白い粉(ブルーム)を発生します。珪酸分を含み表皮を保護する効果があります。皮が柔らかく、食べ方としては漬け物やサラダなどが適しています。
私は家族4人で1200坪のハウスきゅうりを栽培しています。
品種は、ブルームきゅうりで、一般量販店ではきゅうりといえばブルームレスという品種が多いのですが、あえて昔ながらのきゅうりを栽培しています。
違いはブルームとは、きゅうり自体が温度が高くなればなるほど白い粉が発生し、自分で暑さから身を守ろうとする働きをします。私自身が食べ比べてみるとブルームの方が、肉質や表層が柔らかいような気がします。ただ、傷みやすく消費者の皆様から白いのが農薬の付着ではないのかと勘違いされやすいので、苦労はありますが是非この機会に食べて違いを味わって下さい。